ユンヌ プティット ファミーユ 〜ちっちゃなかぞく〜

*****チェロ弾きの彼と4歳マル、1歳ルルとのベルギー→フランスでの日々を綴ります*******暮らし、食、本、自然、花、rose、芸術…

友人たちと。

先週彼の実家を出発し、友人たちに会っています。

 

彼の実家 Vosges はフランス北東部。

まず最初に訪れたのは、パリ近郊に暮らす日仏カップルのおうちへ。

おうちの近くに、バルビゾンという小さな村があります。

ここはかつて風景画家をとりこにした村だそうで、有名な画家としてミレーなどがいます。

友達と話し込んでしまい、あまり景色を見ておらず…

1枚だけ写した写真。

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翌日からはパリに住む、カップルとファミリーに会いに。

ファミリーはパリのノートルダム近くに住んでいて、その近くを散歩しました。

子供たちの遊具もあり、べべちゃんはうれしそう!

 

数日後、パリから北へ、フランス中部にあるマスタードでも有名なディジョン近くの村へ。彼の幼なじみの30歳誕生日パーティーに出席するためです。

(そもそもこのパーティーの招待を受けて、せっかくなら各地の友人に会いに行こうと、彼が計画してくれたのです。普段殆どお出かけらしいことをしないので)

 

私達が一番に到着し、だれもいないのでお散歩。

バラがたくさん咲いていました。

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ねこ。

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風見鶏、でも馬。

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役場もかわいい。

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あじさいやかわいい花。

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こちらで数日過ごし、いよいよ旅の最終目的地、フランス南西部へつづきます。

夏も終わりへ。

途中旅にも出ましたが、約2ヶ月半過ごした彼の実家もいよいよ明日出発です。

最終日の今日は、午前中久々に湖へ行って来ました。

湖好きの彼のお母さんとべべちゃんと3人で。

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水温が低くて私は泳げないのですが、彼のお母さんも含め人々はスイスイ泳いでいます。べべちゃんも彼のお母さんと一緒に泳ぎました。ブラボー。

 

明日出発し、友人宅を訪れブリュッセルに戻るのは9月10日です。

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crumble aux mirabelles。

mirabelle (ミラベル)は、フランス北東部ロレーヌ地方が特産の、黄色い小粒のすもも系果実です。酸味がほとんどなく、小さい実に甘さがぎゅっと詰まっています。

 

彼の実家で初めて頂いて、大好きになりました。

 

今年は、ミラベルのcrumble (クランブル)をたびたび作って、少しのアイスクリームと一緒に頂いています。

写真のクランブルは、ミラベルとプルーンを使ったものです。

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 そして今朝、森の散歩から帰ったべべちゃんとマミィ(彼のお母さん)から素敵な贈り物。野生の花のプチブーケ。わー嬉しいなあ。ちなみに手のひらサイズの小さな花瓶は彼のお父さん作です。

 

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モーヴ。

昨日、菜園&森の中の写真展に行きました。

途中、菜園でモーヴ(あおい)の花を摘んでいました。

美しい。

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展示されている写真を見ながら、歩く、歩く。

1時間半くらい歩きました。

おせんべいを片手に持ち、はだしでたくましく歩くべべちゃん。

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思いがけず。

彼のご両親は陶芸家で、彼のお父さんは毎夏2回陶芸の研修会を開いています。

先週月曜日〜金曜日(木曜日はお休み)は、この研修会があり6人の子どもと1人の大人の方の参加がありました。

毎年来てくれている子どもたち。毎年成長がうかがえます。

 

さて研修会中は、みんなで一緒に食事をするので大所帯に。

彼のお母さんと一緒に私も料理をしますが、人数が多いと分量が分からなくなってきます…

 

そんな研修会も終わり。

最終日の夜は、ちょっとした食事会もしました。

彼のお母さん作のパエリア。以前も一度ご紹介しましたが、本当に美味しい。

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この日の夕方、思いがけず贈り物を頂きました。

研修会の子どもを迎えに来ていた、あるマミィ(おばあちゃん)からイヤリングを頂いたんです… 素敵でその方に似合っていたので、"わ〜とっても美しい"と言っていたら、帰り際にそっとイヤリングを手渡してくれたんです。びっくりして感動。

実は数年前私も同じことをしたことがあるんです。こんなに立派なイヤリングではありませんでしたが。

不思議ですね。人生で起こっていることって。

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さて、彼の実家はすでに涼しい、肌寒い日になっています。

青いシャタン(栗のようなもの)が顔を出して来ました。

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花はまだあちこちに咲いています。

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ゲーテアヌム。

彼のコンサートツアーもやっと終わり、彼の実家で泊まっていたチェロ仲間3人とその家族も昨日それぞれ出発しました。

 

飛行機でスペインへ帰るチェロ仲間を送迎するため、彼の実家から車で約2時間の空港、バーゼル・ミュールーズ空港へ。

 

これを機に、スイスのバーゼル近郊にある、ルドルフ・シュタイナーが設計した建築物、ゲーテアヌムを訪れることにしました。

独特でスペシャルでありながら、空間はとても穏やかで心地よい空気が流れていました。

 

シュタイナーについては詳しいことを知らず、学校があって、教育方法が豊かで…などという話を聞いたくらいでしたが、この建築物を見学して興味が湧きました。

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見学前にカフェで小腹を満たし。素朴で色が美しい花が生けられているのもいいなあと。

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何より嬉しかったのは、モンペリエから彼の実家に帰って来てからは常にお客さんがたくさんで、毎日家事手伝いで1日が終わっていたので、こうしたちょっとしたお出かけに心が癒されたことです。

ありがたや、ありがたや。

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